個人事業主 経費として認められるものと、認められないもの

 

個人事業主として開業し、

青色申告承認申請手続きを無事に済ませたら

経費 についてもきちんと理解しておく必要があります。

 

私の場合はインターネット関連のお仕事なので

インターネット接続料、サーバー代、ドメイン代、書籍代、

仕事のために購入した備品や自宅が職場なので電気代などを按分しています。

 

 

 

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経費になるかならないかを考える

 

何か物を購入したらまずそれが経費に相当するのかを考える。

 

そして領収証や相当する書類も絶対取っておくこと。

 

ネットで購入しクレジットカードで支払った場合などは

ショップのお買い上げ明細や

クレジットカードの請求明細が控えに相当します。

 

これがないと後日経費と証明出来ません。

インターネットで確定申告する場合は書類の送付が必要ありません

後日調査が入った際は必要になります。

時効になるまで書類は全て保管が必要です。

 

 

 

経費に出来るものと出来ないものの基準

 

経費というのは何でも計上出来る訳ではありません。

 

仕事のために購入、使用したものに限られます。

職種によっても経費に出来るものには違いがありますので、

これは経費になるのかならないのか迷ったら

管轄税務署に尋ねるのが良いでしょう。

※電話なら問い合わせで身元を尋ねられることはありません。

 

一般的に経費に出来るものでも

完全プライベートのためだけに支払ったものは

経費には出来ませんのでご注意下さい。

明らかに不自然な点があればもちろん調査が入ります。

 

 

ビジネスでもプライベートでも両方使うもの、

例えば携帯電話代、自宅が職場の場合は家賃、電気代、

インターネットも利用するならネット接続料などは

使用頻度に応じて按分して金額を算出します。

 

 

経費計上出来るもの① 家賃、電気代など

 

自宅が職場の場合は仕事で使った割合に応じて経費に出来ます。

ですが仕事中にトイレに行ったり

お湯を沸かしてお茶を飲むといったことがあっても

水道代やガス代はちょっと難しいかも知れません。

 

按分の仕方は人によって違います。

例えば仕事の時間で按分することもあるし、

スペースで按分することもあります。

 

 

経費計上出来るもの② インターネット接続料、サーバー代、電話代など

 

仕事で使っている場合のみですが、

仕事でしか使わないなら100%、

プライベートでも使用しているなら

こちらも使用割合に応じて按分して経費計上出来ます。

 

サーバー代やドメイン代などは仕事で使う事がほとんどだと思いますので

ほぼ100%経費でしょう。

 

 

経費計上出来るもの③ 新聞・書籍代

 

仕事で必要な知識を得るために購入した書籍や情報教材なども経費です。

 

 

経費計上出来るもの④ 備品(パソコン、ソフト、その他備品)

 

備品は幅が広いので難しいです。

職種によるので何が経費になるとは一概に言えませんが、

仕事によっては備品を購入しなければならない場合は経費になります。

 

カメラ、フィルム、ソフト、衣装、化粧品、照明器具代・・・、

挙げればきりがありませんが、

仕事の一環として必要であったものであれば計上可能です。

迷ったら事前に税務署に問い合わせをするか、

万が一後日調査が入ったら訂正すればいいだけです。

 

 

経費計上出来るもの⑤ ガソリン代、駐車場代

 

これは仕事で車を使う場合です。

プライベートでも使っている場合はやはり按分が必要です。

 

 

経費計上出来るもの⑥ その他

 

家族に支払った給料、荷造り運賃、食事代、交際費などです。

 

 

また人によって業種がことなるため上記以外も経費になることがあります。