確定申告までの手順

基本的に毎月末で締めて翌月初めに1か月分を帳簿付けするようにしてます。

従業員もいないし項目が少ないので帳簿付けは月イチでも大丈夫です。

毎月作業していると新しい項目が出てきて不明点があっても

その時点で税務署なり税理士なりに質問ができるので、

確定申告の時期には余裕を持ってのぞめます。

 

直前だと税務署に問い合わせをしてもかなり混雑するので

(電話もつながるまで5分~10分くらいは待ちます)

早め早めが良いと思います。

 

 

 

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日付、入出金、補助項目、摘要を1年分チェックする

 

12月分までの帳簿が付け終わったら、

手元の領収証(経費の支払い)、毎月の売り上げ、入金などが

間違いが無いか1年分チェックします。

 

ビジネスの普通預金と経費のクレジットカードは

会計ソフトに連携させているので日付と金額に間違いは無いですが、

補助項目や摘要内容に間違いが無いかチェックします。

 

 

各売上、報酬の入金、クレジットカード払いに誤差が無いかチェックする

 

取引先によっては振込手数料が掛かる、掛からないの違いもありますし、

売上を計上し忘れたまま入金がされているというミスが無いか

などもチェックしていきます。

 

・経費の支払い、入金など一年分のチェック

・売上と入金のチェック

・クレジットカードの請求金額と引き落とし金額のチェック

 

入金は自動的に記録されるので自分で忘れることがありません。

売上計上忘れ、入金ありだと残高がおかしなことになるのですぐ気づきます。

年度末で売掛金の残高におかしな部分が無ければ大丈夫ですね。

 

経費の支払いはクレジットカード払いが多いですが

未払金計上とクレジットカード払いで同じ金額が引き落とされているか確認します。

これも連携されているので間違いはほぼ無いですが目視します。

 

決算時に仕訳するものを忘れずに計上する

 

火災保険など、支払い時に「前払費用」で仕訳したものを

決算時にその年の分だけ経費計上することを忘れずに。

前払費用を減らしていく仕訳を続けていくので

うっかり忘れると翌年から金額がおかしなことになってしまいます。

 

必要なものはビジネス用、プライベート用と按分する

 

私は自宅が職場のため、電気代、インターネット接続料などは按分します。

按分も会計ソフトで帳簿付けしていれば割合を決めるだけで

特別自分で計算する必要はありません。

最初に経費として計上した分は結構あるのですが

按分すると実際経費にできる金額は少ないんですよね(笑)

 

会計ソフトで帳簿付けしているとだいたい按分の機能があるので

割合を決めるだけで計算してくれますが

手動で帳簿付けしている人は逆仕訳して事業用の金額を出す必要がありますね。

以上のチェックが終わったら年度末で締めます。

 

 

普段からこまめに帳簿づけすることが大事

 

量が少ないから一年分をまとめて帳簿付け・・・というのは絶対やめた方がいいです。

なぜなら後でまとめてやろうとすると数か月前のよくわからない領収証とか

これなんだっけ?みたいなものが絶対出てくるからです。

 

数か月前のことなんて普通は記憶があやふやです。

事細かに憶えてないですよね?

ちょこちょことマメに帳簿付けしていれば

そもそも不明点があまり出てこないのです。

それでもたまに付け忘れて申告前の見直しで気づくことがあります。

それでさえ内容が一致するまでに手間が掛かることがあります。

だったらまとめてだとなおさら意味不明な項目が出てきて困ることになります。

 

初めて青色申告した時は会計ソフトを買ったのも年明けという無謀さで、

それでも何とかなったのですがやっぱり大変だなと思ったので

それ以来心を言えれ替え(笑)、毎月帳簿は付けるようにして、

年が明けたら一年分を見直しにしています。

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