個人事業主 仕入れについての仕訳まとめ

販売目的で新品の商品を購入(仕入れ)すると仕訳が必要になってきます。

ちなみに仕入れというのは経費ではなく、

財産が同等の価値の品物に形を変えただけという捉え方になるかと思います。

 

 

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仕入れをした時の仕訳と流れについて

 

事業用クレジットカードで仕入れを1000円した場合

クレジットカードで1000円注文した仕入高1000円/買掛金1000円
後日カードの引き落としがあった買掛金1000円/普通預金1000円

 


現金で仕入れを1000円した場合

現金で1000円購入した仕入高1000円/現金1000円

 

 

後日仕入れた商品が1500円で売れた場合

仕入れた商品が1500円で売れた売掛金1500円/売上高1500円

 

 

後日売上金が事業用口座に振り込み手数料300円引かれて振り込まれた

手数料300円を引いて振り込まれた普通預金1200円/売掛金1500円
支払手数料300円/

 

 

年内に売れきれず残った商品がある場合

売れ残りが5000円分あった12/31 商品5000円/期末商品棚卸高5000円
1/1期首商品棚卸高5000円/商品5000円

 

全て売り切れた場合は仕分けは棚卸・商品の仕訳は不要です。

年度内に売り切ることが出来ず売れ残ったものがある場合は

「商品」として来期に繰り越しになります。

どれだけ売れてどれだけ残っているかを把握するため(棚卸)

販売履歴のわかる帳簿を別途付ける必要がありますね。

多く仕入れをすれば売れ残りも当然出るだろうし、

翌年にも新規に仕入れするだろうし、

販売メインでお仕事されていて

棚卸が手作業だとすると帳簿つけがちょっと大変かも知れません。

 

買掛金と未払い金の違い

 

余談ですが同じクレジットカード払いでも

 

◎仕入れの支払い → 買掛金

◎経費の支払い → 未払金

 

管理をわかりやすくするため上記のような扱いになると思います。

クレジットカード払いを全部「未払金」とする仕訳もあるようですが

自分でわかりやすく、指摘があった際も説明がしやすい方がいいのかなと思います。

 

MFクラウドでのクレジットカード払いの注意点

 

クレジットカードも連携が出来るので連携しておくと

自動で情報を取得してくれます。

大変便利ですが注意点があり、

クレジットカードの対応勘定項目は一つしか選べないので

例えば「未払金」で選択していたら同一のカードの使用は全て未払金になります。

 

経費の支払いと仕入れの支払いを同一のカードにすると

仕入れの分を手動で買掛金に変更しないといけないのでミスの原因になります。

(全部未払金扱いでも間違いでは無いと思うのですが

管理が分かりにくくなると思います)

 

このような場合は予め経費と仕入れで使うカードを別にする

というやり方になります。

それで経費の支払いに対する項目は未払金に設定し

仕入れの支払いに対する項目は買掛金に設定しておくと

手動で変更する必要が無くなります。

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仕入れをした時の仕訳
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